INTERVIEW
技術職社員インタビュー
技術職社員インタビュー

部下が生き生きと働くことのできる
組織と職場環境づくりを目指して

株式会社 ベクトル
技術本部長 K・S

 当社の技術的な特徴として「斜面防災」というものが挙げられます。特に地すべりと斜面崩壊についての対策を考えることを得意としています。具体的には、地盤調査に始まり、その後、地すべりの際に地盤や地下水の変動状況を調べたりする観測業務を実施し今後の対策を決めたうえで、一日も早い復旧・復興に向けての設計業務を行います。私どもは災害が発生するたびに官公庁からの要請を受け、地質調査、観測業務、設計業務に携わるわけですが、自然災害が多発する今日においては、仕事量に対して十分な人員を確保するという点で、苦労することがあります。しかしながら、土砂災害の早期復旧、社会貢献こそが私たちの務めと考え、可能な限り対応できるよう努力しています。
 私は創業時からのメンバーですが、創業当時はまだ実績が少ないため、今のように官公庁から元請として直接受注することがなかなかできませんでした。そのため、民間の仕事を通じて実績を積み上げ、技術力を磨いていきました。その中で大切にしてきたことは、「小さな仕事でも誠意をもって確実に対応していくこと」でした。一つ一つを大事にしていく中でお客様からの信頼を獲得し、少しずつ信頼の輪を広げ、今日に至っています。

 今後の抱負としては、常に業務の改善を行いながら仕事がスムーズに流れていくような組織づくりを進めていき、後進にうまく引き継げるよう努力していきたいと考えています。また、技術部としては「より多くのメンバーが資格取得に挑戦する」という目標を掲げ、社員一人一人が仕事と資格試験勉強を両立できるような環境づくりに取り組んでいるところです。これからも部下が生き生きと働くことのできる組織と職場環境づくりを目指して、汗を流したいと考えています。

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